パートナーとのセックスがマンネリ化していて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなときは体位を変えてセックスをすることがおすすめです!
そこで本記事ではセックスがマンネリ化している方におすすめの体位「鶯の谷渡り」について徹底解説していきます。
- 体位『鶯の谷渡り』のやり方
- 体位『鶯の谷渡り』のメリット·デメリット
- 体位『鶯の谷渡り』で気持ちよくなるコツ
『鶯の谷渡り』ってどんな体位?
鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)の体位は挿入の体位ではありません。
ウグイスのように、仰向けになっている女性の体の谷から谷、木から木へ、手を使わず唇や舌を使って全身を愛撫します。
指を使わないため、指を使ってつまんだり揺さぶってほしいという女性の「もう少し」という欲求が焦らしとなり、女性は興奮していきます。
挿入の準備段階として、女性の体を愛撫し気持ちを昂らせます。
その乱れる姿に男性も興奮し、いざ挿入をするという工程のテクニックになります。
セックスの出来は前戯で決まるともいわれ、鶯の谷渡りを制覇できれば女性は間違いなく男性の虜になってしまいます。
「ただの愛撫だろ?余裕余裕!」と思わないでください。
前戯である愛撫でどれだけ女性の性感帯を刺激し、スイッチを入れるかでその後の挿入での感じ方も変わってきます。
女性がエロさマックスになったときは、濡れ具合だけではなく腰使いや膣の閉まり具合も変化するので、最高のセックスをするためにも、ぜひマスターしてください。
48手とは
鶯の谷渡りは48手の1つです。
48手とはしじゅうはってと読み、セックスの体位の種類を定義したものです。
江戸時代に生まれたとされる48手は、もともとは相撲の決まり手に関するものでしたが、のちにセックスの体位の種類を示すものとなりました。
また48手には表と裏があり、現在知られているものは表である48手になります。
ただ裏も合わせれば96手あり、場合によっては100以上あるともいわれています。
体位『鶯の谷渡り』のやり方
それでは具体的に鶯の谷渡りのやり方を解説していきます。
徹底的に基本のやり方をマスターし、マンネリ知らずのセックスを目指しましょう。
ポイントは、使うのは唇と舌だけです。
女性にせがまれても指は使いません。
その焦らしで、普段濡れにくい女性も驚くほど濡れ濡れになってしまいます。
『鶯の谷渡り』のやり方1:仰向けの女性にディープキス
基本のスタイルは仰向けの女性への愛撫になります。
ポイントは軽いキスから始め、ゆっくり唇を開いていきます。
そしていきなり舌を絡ませるのではなく、優しく自分の唇で相手の下唇を挟んだり、軽く吸います。
お互いの唇が柔らかくなってきた頃、優しく舌を相手の舌を呼び込むように絡ませます。
このとき舌が硬くなっていると気持ちよくないので、絶対に力は入れないようにします。
激しく動き回るキスよりも、ねっとりと絡みつくようなキスの方が力が入らない分柔らかく、官能的なムードになるので好む女性が多いです。
『鶯の谷渡り』のやり方2:耳から首筋への愛撫
ディープキスでHな雰囲気になったら、場所を耳から首筋に移していきます。
性感帯の1つ1つのスイッチを入れるように、丁寧な愛撫をします。
まず耳は、ウグイスがついばむように優しくキスをしていきます。
その渦中、感じるか感じない程度の吐息を漏らしましょう。
わざとらしい息遣いはAVのようで女性は嫌いますが、消えそうなくらいの吐息は色気と感じます。
そして首筋に移っていきます。
耳同様、唇でついばむようなキスをしたり、舌で首筋をなぞったりします。
『鶯の谷渡り』のやり方3:おっぱいの愛撫
女性が膣以外で感じる場所といえばおっぱいです。
普段唇と手を使う場合が多いですが、鶯の谷渡りで使えるのは唇と舌だけ。
デロデロとおっぱい全体を舐め尽くすのは、女性は気持ち良いとは感じません。
まずは唇で、わざと乳首を除いた部分にキスをしていきます。
乳首に近いところを舌で這わせるのも効果ありです。
女性の中には我慢できず、乳首を触ってとリクエストするかもしれません。
答えてはいけません。
焦らすだけ焦らし、乳首を攻めます。
舌全体を使いねっとりと乳首を舐めたり、唇を使って乳首を吸ったりします。
その動作の中に、軽く甘噛みをするのもいいでしょう。
『鶯の谷渡り』のやり方4:おへそから太もも
おっぱいへの愛撫のあと、飛び越えて膣にはまだ行きません。
ゆっくりお腹からおへそにキスをしたり、おへそを舌でぺろぺろ刺激します。
人によって刺激されるとくすぐったい部分ですが、エロモードに入っているときのくすぐったい感覚は、快感に変わります。
また唇を滑らせるように太ももを愛撫します。
足の付け根から恥骨にかけて、ゆっくり唇でついばんだり、舌を這わせたりします。
膣のギリギリまで攻めて止めるを繰り返すことで、女性の触ってほしい気持ちが膨らみ、触っていなくても濡れてきます。
『鶯の谷渡り』のやり方5:膣への愛撫
クンニのことです。
指を使う手マンをせず、クンニだけ行います。
いきなりクリトリス一点攻めではなく、大陰唇や小陰唇を優しく唇で刺激します。
強弱で変化をつけながら、時々軽く甘噛みをします。
舌を使うときは、最初は舌をねっとりと広げ、膣全体をマッサージするように愛撫します。
そして今度は舌を尖らせ、舌で膣内を突いたり、その周りを舐めたりします。
舌の強さに強弱をつけると、生き物のようなさまざま違う感じを受け、女性の感度は上がっていきます。
クリトリスは大変デリケートなので、丁寧に舐めるようにします。
女性が十分に感じている場合、優しく吸い上げてみてください。
刺激が強すぎるのであれば、舌を尖らせてクリトリスを刺激してください。
体位『鶯の谷渡り』をするメリット
鶯の谷渡りのメリットにはどんなものがあるでしょうか。
メリットを知り、そのメリットを十分に生かす鶯の谷渡りをできるようになります。
- 挿入前に女性はイクことができる
- 女性の膣が締まり深く挿入できる
- 視覚的に興奮する
挿入前に女性はイクことができる
全身を丁寧に愛撫することで、女性の体全身が性感帯となれます。
特にセックスがマンネリになってしまっている場合、鶯の谷渡りでじっくり感度を上げて、今までにない快感を味わえます。
唇と舌を使った絶妙な感覚と、指で強く刺激してほしいのにしてもらえない焦らしテクは、どんどん女性の欲求が高まっていくので、愛撫だけでイクのも可能です。
女性の膣が締まり深く挿入できる
膣部が十分すぎるほど濡れると、男性が挿入したときの気持ち良さは普段のセックスとは別物になります。
ペニスが挿入しやすくなり、膣の締まりもよくなるので、普段よりも奥に挿入できより強い快感を感じられます。
また女性自身を愛撫で充分に解放できれば、女性の方も受け身ではなくお返しとして、激しいフェラなどを進んでするくらいエロモードになる傾向があります。
視覚的に興奮する
手を使わない愛撫は、女性の触って欲しい欲求がマックスになり、いつも以上に乱れた姿になります。
喘ぎ乱れる女性の姿は視覚的にも大変エロく、男性も興奮することができます。
お互い絡み合いながらの行為は、男女ともに汗がしっとりと湧き、その質感もHなムードを盛り上げます。
体位『鶯の谷渡り』をするデメリット
鶯の谷渡りにはいいことばかりではなく、デメリットもあります。
とはいえ、やり方次第ではいくらでも改善ができるので、デメリットを知った上で対策を練ってください。
- セックスの時間が長くなる
- 女性が感じていない部分を愛撫され続けても…
セックスの時間が長くなる
鶯の谷渡りは挿入以外に時間をかけることになるので、長時間のセックスをする時間がなかったり、そもそも愛撫自体が苦手だったりすると、男性の負担が大きくなるのがデメリットになります。
ただ時間がかかった分、挿入したときの気持ち良さは格別です。
また女性を気持ちよくしてあげた分、逆にフェラをおねだりしやすくもなります。
女性が感じていない部分を愛撫され続けても…
そして気をつけたいこととして、女性が気持ちいいと思っていない部分に時間をかけないようにしましょう。
感じない部分を愛撫され続けても感じることはなく、盛り上がるより冷めてしまうきっかけになります。
感じるポイントはおっぱいとクリトリスです。
2点集中でもダメですが、そこを中心としてその周りから攻めていくのをおすすめします。
体位『鶯の谷渡り』がもっと気持ちよくなるコツ!
どうせ鶯の谷渡りをするなら、女性をマックスに濡れ濡れにしてイカせられたら最高ですよね。
基本がわかったところで、もっと気持ちよくなるためのコツをご紹介します。
唇と舌の動き、強さを変化をつける
- 唇は力を入れずに柔らかくして這わせる
- 唇を尖らせ吸う
- 唇で甘噛みをする
- 舌を平らにし、力を入れずねっとりと舐める
- 舌を尖らせツンツン刺激する
動きは一辺倒にならないように、強弱の変化をつけます。
そうすることで、女性の体全身が性感帯になります。
乳首とクリトリスの愛撫は的確に
女性が1番感じる性感帯は乳首とクリトリスになります。
感じるということは敏感な場所でもあります。
人により強くされるのが痛いと感じたり、逆に気持ちいいと感じたりします。
まずは優しい愛撫から始めていきます。
女性の感度が上がって快感に浸ってくると、さらに刺激が欲しくなってくるので、女性の感じ方を見て少しずつ激しくしていくのをおすすめします。
後からの鶯の谷渡りもあり
鶯の谷渡りは基本、女性が仰向けの状態でしますが、後ろからするのもありです。
仰向けからうつ伏せにさせ、背中の愛撫からお尻、膣へ移行するのも効果があります。
お尻への愛撫に移るとき、わざと四つん這いにさせるのも卑猥なポジションになるので、女性の羞恥心をくすぐり、それも感じるメゾットになります。
言葉攻めをする
「ここ気持ちいい?」
「こんなに濡れて、そんなに好きなの?」
「もっとHな声出して」
など、鶯の谷渡りをしながら言葉攻めをしてください。
セックスは触られて感じるだけでなく、視覚や聴覚からも感じることができます。
卑猥な言葉は、SMが趣味じゃない男女でも気持ちが上がるきっかけになります。
女性はHな雰囲気に盛り上がっているときには、普段恥ずかしくて言えないリクエストもできてしまう場合があります。
女性の好みの触られ方を知るためにも、敢えてどこを舐められたいか言わせてみるのもおすすめです。
実際に『鶯の谷渡り』を経験した男女のリアルな口コミ
鶯の谷渡りを実際してみた男女のリアルな口コミをご紹介します。
ぜひ参考になさってください。
男性の口コミ

つい手を使いたくなってしまったけど、口と舌だけで頑張った~。彼女のよがり方がやばかった!挿れる前にイクって初めて~だって!ただ…顔がでろでろに濡れるのだけが難点…
「20代/会社員」

妻とマンネリセックスで不満だらけだった。でも鶯の谷渡り試してみたら…妻が女に戻ったwww あんなに濡れてる妻久しぶり。頑張った甲斐があったわー。「30代/会社員」

あんまりHが得意じゃないという彼女。悪いの俺?と自己嫌悪。鶯の谷渡りが上手ければセックスの達人と聞き試してみた。今じゃ彼女は俺のセックスのトリコ!!「20代/学生」
女性の口コミ

正直、彼氏のセックスが自己中すぎて嫌いだった。酔った勢いで鶯の谷渡りをリクエスト。やばい、もう鶯の谷渡りなしのセックスはあり得ない。「20代/OL」

恥ずかしくなるくらい濡れた… 足がガクガクなるくらい感じたの初めて。「20代/学生」

同じパートナーと○年のセックスライフ。そりゃお互い飽きるわと諦めていたけど。鶯の谷渡りというものを調べてきた夫。マンネリ?なんの話?ってくらい久々感じた~
「30代/主婦」
『鶯の谷渡り』と合わせて使えるおすすめ体位
鶯の谷渡りで十分すぎるくらい感じ、濡れた後、おすすめしたい体位があります。
鶯の谷渡りでセックスムードが高まったら、最後まで完璧なセックスで終わりたいものです。
おすすめ体位をご紹介しますので参考にしてください!
『抱き地蔵』
男性が座っている膝の上に女性が乗り、挿入する体位になります。
男性は乗った女性の体の背中を手で支えます。
女性は男性の肩や首に手を回し、バランスを取りながら膝や足で体を上下させて膣内のペニスをしごくように運動します。
この体位はペニスが深く入るので、鶯の谷渡りで濡れ濡れになった膣だからこそ試せる体位になります。
また男女の密着感がかなりあるので、挿入しながら鶯の谷渡りの続きのように、唇や首筋などに愛撫ができます。
『うしろやぐら』
普段のセックスでは、なかなか立ちバックはしませんよね。
女性が壁に手をついて立ち、お尻を突き出します。
男性は女性の腰を手で包み支えながら挿入する体位になります。
女性がしっかり壁に手をつけ、男性ががっちり女性の腰を掴むことで安定感が生まれるので、激しく突いてもバランスが崩れることがありません。
うしろやぐら「立ちバック」は正常位では突けないGスポットを刺激できます。
また女性の安定具合で、手を女性のおっぱいやクリトリスに当て刺激することでダブルの快感を味わえます。
『仏壇返し』
うしろやぐら「立ちバック」からの流れで試せる体位になります。
同じく男性は立ったままで、女性が前屈みになり地面に手をつくポーズをとります。
この体位は性器が丸見えになるため、見た目で男性が興奮することができます。
正常位と違いさらに深く挿入することもでき、太ももが邪魔になることがないので、腰も振りやすいです。
『帆かけ茶臼(ほかけちゃうす)』
対面座位の1つです。
まず仰向けの男性に女性が乗って挿入し、騎乗位のポーズを作ります。
その後男性が上半身を起こし、女性の片足を男性の肩に乗せます。
少し動きにくい体位ではありますが、お互い結合部分が丸見えなので興奮度はかなり上がります。
しばらく騎乗位を楽しんだ後、体位を変えて帆かけ茶臼(ほかけちゃうす)を試すのをおすすめします。
体位『鶯の谷渡り』でマンネリセックスを解消しよう!
鶯の谷渡りは女性だけが気持ちよくなるものではなく、女性が快感の頂点に達することで、膣からの分泌液が溢れ膣も締まります。
そのため男性はより深く挿入でき、いつも以上に気持ちよくなることができます。
また鶯の谷渡りを制した男性は、セックスを制したも同然です。
鶯の谷渡りでマンネリセックス状態を脱却しましょう!
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