『千鳥（ちどり）』はどんな体位？千鳥のやり方や気持ちよくなるコツまで徹底解説！

パートナーとのセックスがマンネリ化していて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんなときは体位を変えてセックスをすることがおすすめです！

そこで、本記事ではセックスがマンネリ化している方におすすめの体位『千鳥（ちどり）』について徹底解説していきます。

『千鳥（ちどり）』ってどんな体位？

セックスの体位における『千鳥』とは、女性が正座の状態で後ろに倒れ男性が上から正常位の要領で覆い被さる体位のこと。

セックスの体位を示した江戸時代からある『48手』のうちのひとつで、女性が膝を折りたたみ行う体位の中だと最も難しい体位とも言われています。

チドリ科の小鳥である『千鳥』のように女性が小さく縮こまる体勢であることから、この名前がつけられました。

48手とは

48手とはセックスの体位を記したもので、別名『江戸四十八手（えどしじゅうはって）』ともよばれます。

江戸時代には既に存在しており、『茶臼』や『白光錦』など昔ながらの言葉を使って体位が言い表されているのが特徴。

なお『江戸四十八手』にはオモテとウラがあり、現在は『江戸96手』や『百手と』も呼ばれていますよ。

体位『千鳥（ちどり）』のやり方

48手の女性が脚を閉じる体位の中で最も難しいと言われている体位ですが、柔軟性さえあればそこまで難しくはありません。

また難しければ脚を崩すなど、対処法もあります。

それでは体位『千鳥』のやり方を、順を追って知っていきましょう。

『千鳥（ちどり）』のやり方1：女性が正座になって後ろに倒れ挿入

まずは女性が正座の姿勢になり後ろに倒れます。

女性が仰向けになったら男性は、正常位の要領で女性の太ももにまたがりましょう。

女性は前側の太ももが強く張っている状態なので、体重をかければ痛みを与える可能性があります。

なるべく体重は男性自身で支え、挿入までするようにしましょう。

脚を閉じている女性への挿入が難しい場合は、一時的に足を開いてもらい挿入し、最後に脚を閉じるようにするとスムーズです。

『千鳥（ちどり）』のやり方2：基本的な体位が難しいときは足を崩す

女性の前太ももが張りすぎている場合は、後ろに倒れるだけでも強い痛みを感じます。

そのため女の子座りをするように、脚を太ももの外側に崩して後ろに倒れるようにするのがおすすめです。

前太ももの張りが緩和されるので、より長時間の『千鳥』ができるようになりますよ。

『千鳥（ちどり）』のやり方3：女性を気遣いながら動く

先述したように女性によっては痛みを感じる体勢のため、挿入後は女性を気遣いながらピストンをしましょう。

あまり体重を乗せないように配慮しつつ、徐々に密着し、正常位と同じような動き方でピストン運動を開始します。

女性がいたそうだったら、そのまま脚を優しく動かし、通常の正常位に移行するのも視野に入れておくのがおすすめ。

体位『千鳥（ちどり）』をするメリット

さて次は『千鳥』をするメリットを、2つご紹介します。

通常の正常位と比べてどんな違いがあるのか、どんな気持ちよさがあるのかを見ていきましょう。

ひとつひとつ、詳細をご紹介します。

膣圧が高まる

脚を閉じる体位のため、正常位よりも膣圧が高まるメリットがあります。

両足をギュッと閉じているので男性は陰茎がより強く刺激されますし、女性も男性の陰茎をより強く感じられるのが魅力。

女性が脚を意図的に閉じれば、さらにキツい膣になり、プレイが盛り上がるでしょう。

太ももやクリトリスで陰茎を感じ取れる

脚を閉じる体位のため、太ももやクリトリスと陰茎がふれあいます。

男性側は女性の柔らかい太ももを根元の方で感じられますし、女性は男性の陰茎がクリトリスに当たれば正常位よりも気持ちよくなれるでしょう。

素股のような快楽も得られ、膣だけではない気持ちよさを得られます。

体位『千鳥（ちどり）』をするデメリット

『千鳥』をするに当たってのデメリットを、2つご紹介します。

他の体位と比べてどんなデメリットがあるのかをきちんと理解し、うまくセックスに組み込んでくださいね。

詳細をご紹介します。

挿入が浅い

『千鳥』は足を閉じる体位のため、挿入自体は深くありません。

しかし男性は陰茎の根元は太ももで刺激されますし、女性はクリトリスを陰茎で刺激されます。

膣内で感じる女性であれば物足りなさを感じるかもしれませんので、セックス最後の体位には向いていないでしょう。

女性の柔軟性が低い場合痛みを感じる

『千鳥』は女性の身体に柔軟性が足りない場合、足や背中に痛みを感じる可能性があります。

下にクッションを敷いたりして痛みを和らげるほか、ピストンを軽くする、足を星座の状態から崩してあげるなどの配慮が必要になるでしょう。

女性の状態をよく見ながら行い、女性が痛みを訴えたら体位を変えるのがおすすめです。

他の体位からスムーズに移行できない

一度正座になって足を織り込まなければいけないので、他の体位からスムーズに移行ができません。

『千鳥』から他の体位に移行するのは容易ですが、逆はなかなかできないので覚えておきましょう。

一度仕切りなおす必要があります。

体位『千鳥（ちどり）』がもっと気持ちよくなるコツ！

『千鳥』がもっと気持ちよくなるコツを、3つまとめました。

どれも『千鳥』をするうえでおすすめのアレンジなので、ぜひ自分のテクニックとして落とし込んでくださいね。

詳細をご紹介します。

最初は『千鳥』スタートにしない

他の体位からスムーズに移行するのが難しいからといって、千鳥からスタートするのはやめましょう。

『千鳥』は女性の身体が十分に解れ、身体が暖まってから行うのがおすすめです。

女性がリラックスした状態であれば、比較的痛みも緩和できます。

クリトリスもいじってあげる

余裕があれば男性は上半身を起こして、クリトリスをいじってあげましょう。

クリトリスをいじり女性が快楽を感じれば、膣内が収縮しさらに気持ちよくなります。

ピストン運動になれてきたら密着している身体を軽く起こして、ヌルヌルと愛液をまとわりつかせながら、ピストンに合わせて触ってあげてください。

女性は足をギュッと閉じてあげる

女性は可能であれば、足を軽くギュッと閉じてあげましょう。

閉じすぎると痛みを与える可能性があるので、感じた時に「ギュッ」と軽く力を入れるだけでかまいません。

男性の陰茎を圧迫すると、男性はさらに気持ちよくなってくれますよ。

実際に『千鳥（ちどり）』を経験した男女のリアルな口コミ

次は実際に『千鳥』を体験した男女の、リアルな口コミをご紹介します。

カップルによっては難しかったとの意見もありますが、挑戦してみて損はない体位であるとわかりました。

それでは、口コミを見ていきましょう。

男性の口コミ

女性の口コミ

『千鳥（ちどり）』と合わせて使えるおすすめ体位

さて最後は『千鳥』と合わせて使える体位を、3つほどご紹介いたします。

どれも48手に記載されている体位で、カップルのマンネリ化などにも使える体位です。

どのように合わせて使うのか、どんな体位なのかを詳しく見ていきましょう。

『揚羽本手』

『揚羽本手』とは正常位の体勢から、女性が腕と足で男性をハグするような体位のこと。

俗に言う『だいしゅきホールド』をするように、男性を腕と足でホールドします。

『千鳥』が終わったら女性の足を伸ばし、そのままハグをしましょう。

『千鳥』よりも密着度が高く、イチャラブセックスへと移行できます。

耳元で「好き」「愛してる」と伝えれば、より情熱的なセックスができますよ。

『深山』

『深山』も正常位の一種で、正常位の体勢から女性の足を男性の肩に担ぐような体位のこと。

女性の胸と足を近づけるようにグッと開くことで、より深い挿入が楽しめます。

『千鳥』をした後に密着度の高い『揚羽本手』で愛をささやき、『深山』でガン突きするのもおすすめです。

浅い挿入で焦らされた膣を、『深山』で徹底的に犯しましょう。

『しがらみ』

『しがらみ』も正常位の一種で、俗に言う伸長位です。

正座のように折られた『千鳥』の体位から、女性の足を伸ばすだけ。

千鳥は足を折り床から少し膣が離れているため浅い挿入になりますが、伸長位である『しがらみ』であれば奥を突けるほどの深い挿入ができます。

足を伸ばすだけで男女ともにまた違った刺激が味わえるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

体位『千鳥（ちどり）』でマンネリセックスを解消しよう！

48手のひとつでもある『千鳥』について、詳しくご紹介してきました。

女性に柔軟性がなければ難しい体位ですが、足を崩せば身体が硬くてもできるのが分かりましたね。

『千鳥』は膣圧が充分に感じられる体位で、セックスマンネリ化などを防ぐ効果もあるでしょう。

女性の反応を伺いながら、次のセックスの機会に挑戦してみてくださいね。